ボランティアさんのお仕事

当水族館では飼育の仕事に深くボランティアさんにもかかわっていただいています。
こちらからはボランティアさんへ一切報償を差し上げていません。
言うなら《交通費を出してまで水族館の手伝い》をしていただいてます。
そんなボランティアさんにこちらから差し上げられる物は《経験》だけです。
《良い経験》《嫌な経験》色々あると思いますが、楽しく作業やお客様とふれあえるよう職員も努力しています。
ボランティアさんが来館してはじめにすることは《打ち合わせ》です。
今日はどんな作業をするか・お任せしている給餌体験の配置について等、今日の流れを話し合います。
わかりやすいように《本日のメニュー》を書きました。

これを元に作業分担や時間割を考えます。
それでは、ボランティアさんの活躍風景をどうぞ!!
貝殻工作です。
ボランティアさん1名で大勢の方に手順などを説明しています。

メニューの《BY》とは《バックヤード》の略です。
水族館の裏方作業をすることになります。
写真はBYの水槽から魚を取り上げて、展示水槽へ移動させる作業です。

次は中流水槽でウナギの体長を測ったり、清掃をしています。

このとき水槽の展示生物が見えなくなってしまうので、観覧側に説明係を配置して清掃の方法や魚の雑学をお話ししています。
お客様相手のおしゃべりは難しいですが頑張っています。

バックヤードに置いてある水槽の清掃もしていただきました。

ボランティアさんのメインの活動は《二重回遊水槽の給餌体験》です。


本日も盛りだくさんの活動内容でした。
しかも、どんな活動でも笑顔で、文句は一切聞いたことがありません。
日によっては、バテバテで帰りのバスの中で寝てしまうそうです。
本当にいつもありがとうございます。
職員もボランティアさんの《経験》になるように努力していきたいと思います。
そしてこれからもよろしくお願いします。(TM)