恐怖の肉食魚・・・カンディル

「魚のお食事食べる工夫展」の展示魚の中で不気味さNO.1なのがこの「ブルーカンディル」です。

アマゾン河に生息するナマズの仲間ですが、目は薄い皮膚に覆われ視力は良くありません。いつもユラユラと体を震わせながら水槽内を不気味に泳ぎ回っています。
この魚の獰猛さを実感できるのがエサの時間です。水族館では魚の切り身をエサとして与えています。エサを入れた途端、ブルーカンディル達は匂いを嗅ぎ付け興奮状態になりハイスピードで泳ぎ周ります。そして肉片をくわえると頭をふりながらあっという間に飲み込んで泳ぎ去ります。
 
 

現地アマゾンでは大きな魚に対してもエラなどから体内に侵入し、内臓や肉を食いあさって穴だらけにしてしまう恐怖の魚です。侵入されて体を食べられるなんて想像しただけで身の毛がよだちますよね・・・。(N.T.)