[管理運営]インターンシップ

 みなさまこんにちは。。。8月7日から一週間こちらの水族館に研修で来ています大学5年生の花岡と植田です。
早いもので今日が最終日となってしまいました。ここの水族館では、魚の飼育以外のことも色々体験させて頂きました。例えば、水槽毎にエサを与えていきながらお客様に魚の説明をしていく『お魚もぐもぐタイム』、お子様に貝殻や石で魚を作ってもらう『貝殻工作』、ホトケドジョウの生態や生息環境を調査したり、とにかく色々な事をここの水族館で体験しました。一週間だけですが僕らの目から見た「富士湧水の里水族館」の印象をここで伝えたいと思います!
まず、大きなポイントは山梨ならではの「淡水魚水族館」であることと忍野の湧き水を利用した掛け流し式の水族館である、ということです。普通の水族館では、濾過槽をとおして何度も同じ水を循環させて使っていますが、ここでは豊富な富士の湧き水を利用していて、一分間に1.5トンの湧き水をくみ出し、水族館で利用したのちに外の池から排水しています。なんとも贅沢な水族館ですね!湧き水の水温は12℃程と冷たく、その低い水温でこそイワナやアマゴ、ヤマメ等の冷たい水を好む淡水魚の飼育が可能となります。                               
[
水系の源流から中流までのそれぞれのエリアをモチーフにした水槽



     小型の淡水魚と大型淡水魚を同時に観察できる二重回遊水槽




     バラエティ豊富な企画水槽等々、見所は盛りだくさんで淡水魚といったら地味なイメージしかもっていない人も是非一度見に行ってみて下さい!とても楽しめると思います。





この下の写真はこの研修で一番ハードだったホトケドジョウの生態と環境調査です。ホトケドジョウは今絶滅危惧種に指定され大変生息数が減っているらしいです。ホトケドジョウの数を増やし、その生態を調べる為にこの調査を行ったと思うと大変やりがいがありました。       最後にこの研修では色々な人達にお世話になりました。研修でしたがスタッフのみな様の優しさで大変楽しく有意義な1週間でした。本当にお世話になりました。ありがとうございました。