ミナミトビハゼ

 今日は特別展の魚を紹介します。
 ミナミトビハゼくんです。

 ハゼ科の魚で、大きくなっても10cm程度の小さい魚です。
 西太平洋の熱帯・亜熱帯域に広く分布し、国内では奄美大島以南に生息しています。汽水域の泥底を好み、胸びれを使ってはうように移動するほか、ジャンプを連続させ、すばやく逃げることもできます。口に水をためてえらに水をおくる事でえら呼吸が可能な上、皮膚呼吸もするので陸上でも行動できる変わったお魚です。

 今回の特別展は、「魚のお食事〜食べる工夫展〜」ですが、ミナミトビハゼの食性と食べ方は、肉食性で、干潟の上をはい回るようにして移動しながら 小さなカニやエビなどの甲殻類、ゴカイ、昆虫などを食べることから展示してあります。by 浜