季節外れの子供達

このブログでは最近【冬】をテーマにした書き込みが多くて、読んだ人が忍野に来てくれないのではないかと心配しています。
そこで、本当は春にしか見られない子供達を紹介します。
まずはイモリの子供です。
イモリの産卵期は4〜6月なのですが、12月にバックヤード(下記に説明あり)から展示水槽に移したところ飼育水温が温かくなり『春が来た〜』と思ったのか盛んに求愛行動をして、水槽に産卵しました。
写真だと伝わりにくいですが、とってもかわいいんですよ。
親と一緒に展示しています。

次はホトケドジョウです。
通常ホトケドジョウの繁殖期は5月くらいですが、バックヤードで飼育していたところお腹が大きくなってきたので、試しに温かい水槽に移してみたところ産卵しました。
当館のバックヤードはとても寒く水槽の温度が6℃にもなります。
過酷な寒さから温かい水槽に移されて『春が来た〜』と思ったのでしょうか(^^)


こちらは残念ながら展示していません。
大きくなって皆さんの前にデビューできる日を楽しみにしています。(T・M)

※バックヤードとは
一般の人が普段入れない水族館の裏側
展示を待っている生物や希少魚の繁殖・研究などの水槽があったり、餌の用意等をする場所です。
近いうちにブログで紹介しますね。