冬の野外調査

水族館では県内に生息する絶滅危惧種ホトケドジョウ」の調査研究を行っています。夏の調査に引き続き、冬の生息状況を確認するため野外調査を行いました。あいにく前日に雪が降ってしまい、雪の中での調査&撮影となりました。[

寒い冬に水の中に入って冷たそう・・・に見えますが、実はこの場所は湧水の湧き出し口で、冬でも水の中は11℃と外気よりも暖かい状態になっています。
水の中に網を入れて数分後、ホトケドジョウの姿が!ホトケドジョウは冬の間、湧水のある場所に集まり、越冬すると言われています。この湧水のある水路もホトケドジョウにとっては貴重なオアシスです。

今回の調査の様子は1/22のNHKニュースで放送されました。取材の方も寒い中の撮影、おつかれさまでした。

今後も調査を続けてホトケドジョウ保全に役立てて行きたいと思います。(N.K.)