モクズガニ

現在開催中の【冬季企画展 小さな生きものたち】の中からモクズガニを紹介したいと思います。
皆さんは川にいる『カニ』と言えば何を思い浮かべますか?
多くの方は小さくて赤い体をしている『サワガニ』を想像することでしょう。
しかし、川に『手のひらより大きくなり、ハサミや足に毛が生えているカニがいる』と言ったら驚きますか?

これが、モクズガニです


海で産卵して、夏に川を上り秋〜冬にかけて川を下ります。
山梨県だと富士川を遡って、かなり上流まで確認されています。
上海ガニの近縁種でとてもおいしいため、富士川沿いの漁師さんは正月のメイン料理にしているそうですよ。(T.M)