ウナッキー現る!!

皆さんは《うなぎ》にどんなイメージがありますか?
ヌルヌル?・ニョロニョロ?・カワイイ顔?
そんなウナギのイメージが吹き飛ぶ個体が水族館に搬入されました。
なんと体長95cm、太いところで胴回り20cm  
とにかくデカイウナギです。 

後ろの鯉と比べて見て下さい。
500mlのペットボトルと同じぐらいの太いウナギです。
富士川で《もじり漁》をしている方からの寄贈です。
もじりとは、魚が入ったら逃げ出せない仕掛けを使った漁法で主に《アユ・ウグイ・ウナギ》を捕ります。


その方は、魚の入る口が2.4m・全部の長さが7.6mある《大もじり》と言う大がかりな仕掛けを使っています。
普通ウナギは釣りで捕獲します。針が口に刺さるのでどうしても傷がついてしまうのですが、もじり漁で捕ったウナギはほとんど傷が無かったそうです。
展示水槽に入れるとき、たまたま見ていたお客様が『《ウナッキー》と言う名前はどうですか?』と言われたところから水族館で唯一名前がついている魚になりました。
中流の魚水槽で大きな体ですが砂利の中で必死に隠れていますので探してみてください。

(TM)